患者データ: 29歳 女性 | 主訴: 下の前歯が上の前歯より前に出ている受け口。他院で「骨格性だから顎の骨を切る外科手術(顎変形症手術)が必要」と言われた
患者様は29歳女性。左側の大臼歯関係がIII級で前歯部が完全に逆被蓋(下の前歯が前に出ている状態)でした。大学病院を含む他院で「重度の骨格性下顎前突なので、全身麻酔で顎の骨を切る外科手術を伴う矯正でないと治らない」と宣告され、手術の身体的負担や入院への恐怖から悩まれていました。
当院の徳久院長がセファロ分析(頭部X線規格写真)と3Dモデルを綿密に精査したところ、下顎骨自体の突出はあるものの、下顎歯列全体の後方移動(遠心移動)とClass IIIエラスティック(顎間ゴム)による代償移動(カモフラージュ治療)によって、外科手術を行わずに正常な咬合関係を回復できると診断しました。
わずか15ヶ月という短期間で前歯の噛み合わせが正常に改善。受け口特有の顎のしゃくれ感も解消され、患者様からは「手術をせずにここまで綺麗に治って本当に救われました」と大変喜んでいただきました。
一時的な歯の違和感・疼痛、歯根吸収のリスク、装着時間不足(1日20〜22時間以上必要)による治療期間の延長、保定装置(リテーナー)非装着による後戻りなど。自費診療(保険適用外)。